冬のコーデは重ね着のバランスが取りづらく、気がつくと「あれ?このコーデこの間も着た気がする…」なんて状況になりがちなもの。そんなマンネリ化しているコーデをトレンド感ある着こなしにするために、今季は“ヴィンテージっぽさ”が欠かせません。
どうやって取り入れればいい?と悩んでしまう方のために、シルエットのつくり方やヴィンテージ柄などを取り入れるポイントや着こなしをご紹介していきます。このコーデを参考にして、一気に今季らしい装いを楽しんでみてくださいね。
花柄メインで組み立てるコーデ
くすんだ花柄で一気にヴィンテージテイストに
出典: shoedinate.com
-staff info-
shii (ESPERANZA渋谷109店)
152 cm
ヴィンテージといわれて、一番に思い浮かべる方も多い花柄アイテム。くすんだカラーを選べば、簡単にヴィンテージなコーデが完成します。
黒地に花柄のスカートを主役にして同系色のニットをIN。そしてアクセントとなるシルバーカラーのフラットパンプスを合わせてトータルバランスのとれた着こなしに。
普通だったら無難なベーシックカラーを合わせてしまうところを、華やかなメタリックカラーを差し色にして今季らしさを感じるコーデに仕上げているのが秀逸です!
パンプスのフロント部分にパールとファーがついているのも、見逃せないポイントですね。
“ヴィンテージ感”あるシルエットのコーデ
出典: shoedinate.com
-staff info-
ふみふみ (ESPERANZA熊本パルコ店)
158 cm
90年代コーデの代表ともいえるフレアデニムは、シルエットだけでヴィンテージっぽさを演出できるアイテム。それにベレー帽とニット、そして厚底のレースアップショートブーツを合わせて重めのシルエットに仕上げています。
レトロなアイテムをたくさん投入すると野暮ったくなってしまうことが多いのですが、トップスを長め丈にすること・高いヒールのブーツを合わせてシルエットをスッキリさせることなどでトレンドの着こなしに仕上げています。
全体の細かな調整が、オシャレ上級者のテクニックを感じさせますね。
足元にトレンドを吹き込む1足
配色&デザインでつくるヴィンテージっぽさ
レトロな風合いを感じるベルトの配色とデザインがヴィンテージムードを高めてくれる、ローファーパンプス。チャンキーヒールの厚みあるシルエットが今季らしさを感じさせてくれます。
ベルトとチャンキーヒールのインパクトあるデザインなので、シンプルコーデにもピッタリ。定番のデニムや、無地のセットアップとのコーデなどにもおすすめです。履くだけで、大人カジュアルな雰囲気に仕上げてくれますよ。
カラー展開は革のツヤありデザインでブラック、スエード調デザインでブラック、ネイビー、ワインレッドの4種類。素材やカラーに合わせてそれぞれベルトのカラーも違うデザインなのが特徴です。
デザインで“ヴィンテージ感”を
シューティーはパンプスとブーティの間をとったようなデザインのシューズのことを指し、今年のトレンドとして有名です。
このシューティーは足の甲部分がスリットのようになっているだけでなく、チャンキーヒールデザインでヴィンテージっぽいシルエットを作ってくれるアイテム。
脚長効果と今季のトレンドっぽさを演出してくれるので、コーデに投入するだけで一石二鳥です!
カラー展開はブラック、オーク、グレンチェック(グレーカラー)の3種類。すべてがスエード調で仕上げられているので、上品なコーデの仕上げ・カジュアルコーデの“ハズし”アイテムとしてもおすすめ。
今季はヴィンテージコーデで“旬顔”に
今季、旬である90年代っぽいヴィンテージコーデを仕上げるポイントとアイテムをご紹介しました。シルエットや柄・配色で取り入れれば、さり気なくトレンドを抑えた着こなしにアップデートできますよ。
最初は靴だけで始めてみて、徐々にボトムスやトップスで取り入れることでバランスのとり方を勉強してみてください。そのうちにどんなコーデでも、ヴィンテージっぽく演出する方法を習得できるはずですよ!ぜひチャレンジしてみてくださいね。